オンライン授業の需要はますます高まっていますね!自宅で出来る、自分のペースで出来るなどメリットがたくさんありますが、小学生のような小さい子にはデメリットも。そこで実際我が家の小学生が体験したzoomのレビューと、デメリットの改善案を紹介します。
- オンライン授業のメリット・デメリットは?
- 小学生の体験レビュー!メリットデメリットとその改善案
- 視力低下予防法
について紹介します。この記事がオンライン授業を快適に受講できる一助になれば幸いです。
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オンライン授業の種類
まず、オンライン授業は大きく分けて
とリアルタイムでやり取りを行うかということ分けることが出来ます(といっても、私が勝手に分けたものですが)。実際我が家は1、2どちらも体験し、子供たちの感想を交えながら表にしてみました。
メリット | デメリット | |
対面の集団授業 | 集団の中でみんなと一緒に勉強できる
発言、競争がしやすい環境 友達に会えて楽しい |
通う時間が決まっている
通うのに時間がかかる 近くに教室がないと通えない 気疲れする |
一方向オンライン授業 | 通う必要がないので時間が有効に使える
いつでも好きな時に自分のペースで学習できる 何度も理解するまで再生できる 習い事との両立がしやすい |
だらだら受けてしまいがち
自律出来ないと宿題がたまってしまう 板書の字が読みにくい 視力低下の恐れ デジタル疲れする |
双方向オンライン授業 | 通う必要がないので時間が有効に使える
こちらの様子も先生に伝わるので緊張感をもって受講できる 実際の授業のように双方でやり取りできる |
開始時間が決まっている
他の子供が気になる 板書の字が読みにくい 視力低下の恐れ デジタル疲れと気疲れがダブルでくる |
小学生の体験レビュー!メリット・デメリットとその改善案
我が家の子供が中学受験塾でオンライン授業を受けたときの様子を親目線からそれぞれ紹介します。
一方向オンライン授業のメリット・デメリット
1年間、我が家は大手塾のカリキュラムが自宅で受講できるコースを選び、学習していました。
メリット
- 一番のメリットは習い事と両立できたこと。通塾が始まると時間的に厳しいので習い事をやめてしまう子がたくさんいる中、やめずに続けることが出来たのは本人の気分転換になり、自信にもつながったようです。子供のペースで融通が利いたので、体調不良の時も調節しながら出来ました。
- 実際の授業では聞き逃してしまったり分からなくても進んでしまいますが、動画を戻ってもう一度聞けるので理解度は深まります。
- 親も子供がどんなことを習っているのか、今何をしているかが把握できます。
- 通塾では土日も授業がありますが、上手に時間を使えば旅行も行くことも可能です。
デメリット
- 動画の配信スケジュールを親がチェックし、科目ごとに見る曜日と時間を大体決めてました。親がある程度ペース配分してあげる必要があります。
- 毎週宿題が出ますが、通塾と違って次回までに提出という制約がないので、我が家では子供は出来てなくても焦ることなく、だらだらしてしまうので親が管理するのに大変でした。
- 一週間の理解度テストがあります。通塾では点数がつけられ、優秀な子が発表されて、それがやる気につながるお子さんもいるのですが、家庭だけでは悪い点を取っても先生に何か言われることもないので子供のやる気につながりにくいと感じました。
一方向オンライン授業・我が家が行ったデメリット改善法
- 一週間のやることリストを親が作り、子供が出来たら自分でチェックしていくようにし、全体量・残量を見える化しました。子供も最初は時間管理が下手ですが、失敗を繰り返すことにより徐々にペース配分がつかめてきました。
- タイマーを使ったり、スマホのカレンダーに予定を入れると時間で通知されるので、組み合わせて時間管理しました。
- テストの点数は過去の得点を一覧表にして、苦手な分野を見つけるのに役立てました。
双方向オンライン授業のメリット・デメリット
塾が休講中の1か月、zoomを使ったライブ型授業で50人以上と同時に受講しました。
メリット
- 絶えず先生の視線もあるので、姿勢よくまじめに受講できます。先生からもこちらが見えるので遊んでいる子は注意されています。
- 塾と同じように受講することが出来ます。一斉に問題を解く時間はタイマーで計ってみんなも同時に解きます。
- 先生によっては画面共有で資料を提示してくれるため、より理解が深まりました。
デメリット
- zoomなので他のお子さんの様子も見れます。気になって授業に集中できない場面もありました。
- 私も他の子供たちを観察していたのですが、最初の頃は真面目に受けていた子も1週間、2週間とたつうちに次第にだらけてしまうと感じました。
- 長時間の講義を受けた後、子供の体調が悪くなりました。視神経を使いすぎてかなり疲れたらしく、頭が痛くなってしまったのです。小学生に長時間の講義は想像以上に負担なのではと心配になりました。
双方向オンライン授業・我が家が行ったデメリット改善法
- zoomはカメラを固定する機能があるので、他の子供の顔が気になる場合は先生に画面を固定し、画面を最大化します。サイドバーに写った顔も最小化すれば消えます。
- パソコンを長時間見ることで目のピント調整が固まってしまうと、目の疲れと視力の悪化につながることも。そこで視力低下を予防する方法を紹介しますね。
視力低下予防法
視力低下は、長時間近くを見ることで目のピント調節が凝り固まって、柔らかく調整が出来なくなることが原因で起こります。予防策としては「近くを長時間見ないこと」です。
そこで、我が家はパソコンの画面を大きなテレビに映す方法を試しました。
用意するのは両方ともHDMIの端子がついたケーブルです。
安くて早く手に入るのは有難いですね。
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HDMI端子をパソコンとテレビにつなげることで、パソコンの画面そのままテレビで見ることができます。パソコンの画面よりも大きく、ピントが遠くになるので目の負担は軽減します。板書も見やすくなったようです。
また、30分に1回くらいは窓の外の遠くを見ましょう。この時ぼーっと見るよりも、遠くに看板の文字があればそこにピントを合わせるといいですよ!パソコン・スマホ・ゲーム機など今のお子さんは視力が低下しやすい環境にありますので、目をしっかり休めることを意識しましょうね。
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まとめ
今回はオンライン授業を実際に小学生がzoom体験したレビューを紹介し、そのメリットとデメリットの解消法もお伝えしました。
- オンライン授業は家で受講出来て便利!一方向と双方向がある
- 実際小学生が受けると、疲れたり、親の管理が大変なことも
- 目の疲れの改善策としてテレビ画面につなげる方法もある
ことを紹介しました。これからの時代、どんどんオンライン化が進んでいくと思いますので、お子さんに合った学習タイプを見つけ、上手に付き合っていけたらいいですね!
一方向と双方向と独自の視点で分けたオンライン授業の紹介はこちら↓