今回は「手作り夏用マスク」の簡単な作り方をご紹介します!ミシンがなくても手縫いで作れます!おすすめの生地としてユニクロのエアリズムを使用して作りました。ひんやり感じるための方法や夏のおすすめグッズも紹介しますので、少しでも快適に過ごせるようお役立てくださいね!
この記事では
- 夏マスクにおすすめの生地紹介
- 簡単手作り夏用マスク(大人用・こども用)の作り方
- ひんやり感じる方法やグッズ
を紹介します。お子さんにも是非作ってあげてくださいね!
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夏マスクにおすすめの生地紹介
夏マスクには通気性の良い速乾性のある生地が適しています。マスクの中で苦しいと口呼吸になりやすいです。口呼吸は鼻呼吸よりも鼻のフィルターを通さず、直接ウイルスなどが体内に侵入しやすいといわれています。しっかりと通気性の良い生地を使って、鼻呼吸を意識したいですね。
ダブルガーゼ
ダブルガーゼは綿素材のものが一般的ですが、夏はリネン(麻)の方が速乾性が2倍あるため、よりさわやかにつけていただくことが出来ます。
私もリネンが好きなので夏はワンピースを作るのですが、リネンは最初のうちは綿より硬い感じがしますが、洗うほどに柔らかくなり、肌なじみが良くなります。
また、リネンはちょっと苦手という肌が敏感な方には、綿とリネンが半分ずつ入ったハーフリネンもありますよ。
アイスコットン
さわるとひんやり冷たい!接触冷感のあるアイスコットンも人気です。大変人気の生地なので在庫があればお早めに!
これと同じスイスのスポエリー社のアイスコットンの生地がこちら。12.9mもあり、たくさん作れるので、お友達に分けてあげることも出来ますね!
タオル地
汗をかきそうなのであせも予防のために薄手の手ぬぐいのようなものを裏地に使ってもいいですね!こちらはガーゼタオルの紹介です。
ベビー用のタオル地は肌触りがいいです。
市販のひんやり素材をリメイク
ひんやり素材の寝具
触るとひんやり冷たい寝具もいろんな種類がありますので、ご自宅にあるものをリメイクしてもいいですね。
ユニクロのエアリズム
みんな持ってるユニクロのエアリズム!ドライでさらさらの肌触りをキープしてくれるインナーですね!
今回私もこちらのエアリズムを使って夏用マスクを作りました!子供のサイズアウトしたものが再利用できるのも主婦には嬉しいですね!
簡単手作り夏用マスク(大人用・こども用)の作り方
今回は表がダブルガーゼ、裏がエアリズムのマスクを作ります。
・ポケット付なのでフィルターを入れることができる
大人用サイズ・・・・・17cm×9cm
子供仕上がりサイズ・・・・・14cm×9cm
園児仕上がりサイズ・・・・・13cm×8cm
材料
【用意するもの】 表布・・・ガーゼのような薄い布(サイズは下記参照) 裏布・・・ユニクロのエアリズム(サイズは下記参照) マスクゴム 45cmから55cmぐらい (ゴムがない場合はエアリズムでも代用可能) ノーズ用ワイヤー 使い捨てマスクのワイヤーを再利用 アイロン 糸(糸は縫い糸なら1本取り、ミシン糸なら2本取りで縫います。) 針(まち針もあると便利です) ハサミ |
【それぞれ必要な布の寸法】
大人用
表布(ダブルガーゼ)23cm×18cm
裏布(エアリズム)17cm×18cm(下着の裾(すそ)を利用するときは17cm(裾)×16cm)
こども用
表布(ダブルガーゼ)20cm×18cm
裏布(エアリズム)14cm×18cm(下着の裾を利用するときは14cm(裾)×16cm)
園児
表布(ダブルガーゼ)19cm×17cm
裏布(エアリズム)13cm×17cm(下着の裾を利用するときは13cm(裾)×15cm)
ノーズ用のワイヤーは使い捨てマスクのものを抜いて使います。
たくさん作りたい方は形状保持材の「テクノロート」を使用してもいいです。
作り方
大人用、こども用、園児用すべて作り方は同じになります。ここでは大人用で説明していきます。
1.マスクの外側になるガーゼの鼻の部分の布の処理をします。長い方の辺を1cmで折り、もう一度1cmで折ります(三つ折縫い)。
2.並み縫いします。並み縫いとは針を上、下、上、下と交互に通す基本の縫い方です。
3.端まで縫ったら、親指と人差し指で布をつまみながらしわがないように伸ばした後、玉止めします。
4.ノーズワイヤーを通したい方は、使い捨てマスクのノーズワイヤーを解体して鼻の部分に入れます。(使わない方はこの工程は飛ばしてください)
使い捨てマスクを切るとワイヤーが抜けます。
このとき真ん中を折っておくとマスクの中心と合わせやすいです
真ん中まで通します。
5.今回はエアリズムを作りやすいよう、裾の部分を利用しています。
裾を利用しないのなら、生地の処理が必要となりますので、先ほどのガーゼ面のように1cmで折り、さらに1cmで折り、並み縫いをします(三つ折縫い)。縫いにくいので引っ張らずに、平らな状態で縫うことを心がけてください。ずれやすいのでまち針も多めにとめると縫いやすいです。
6.中表(ガーゼの表側とエアリズムの表側が内側に来るように合わせる)にして、あご側を縫います。
下端から1cmのところを並み縫いします。
縫い終わったところです。
広げるとこのような状態になってます
7.今縫ったところを下にして、外表(ガーゼの裏側とエアリズムの裏側が内側に来るように合わせる)にします。このとき、ガーゼが下から1cm折られているのが分かります。
8.プリーツを折りながら、2枚一緒にアイロンをかけていきます。
プリーツの折る寸法はこちらを参照にしてください。
鼻から4cmのところを山折り、
そこから1.5cm(園児は1cm)のところを谷折りにします。
横から見るとこんな感じです。鼻を上にしたときにプリーツが下向きならOKです!
さらに4cm下のところを山折り
そこから1.5cm(園児は1cm)を谷折り
と、4本アイロンをかけます。大体9センチ幅になっていればOKです。
裏返すとこうなってます。
ひろげるとこんな感じになります。
ガーゼにはしっかり線がつきますが、エアリズムには線がつかなくても大丈夫です。
9.エアリズムの折り目の重なっているところの端から5mmのところに軽く糸でとめていきます。
まち針がとまっているところ左右2箇所、計4箇所になります。後から隠れる部分なので雑でかまいません。
10.再びガーゼとエアリズムを外表で重ねます。
11.ガーゼの右端がエアリズムの右端に来るように一回折ります。
このとき、ガーゼの端を三角に折ると仕上がりがきれいになります。
12.さらにもう一回折りこむとこんな感じになります。
アイロンをしっかりかけます。浮きやすいので待ち針でとめると良いです。
13.反対側も同様に折ってアイロンをかけます。
14.下図のようにガーゼのエアリズムに近い端から1~2mmのところを並み縫いします。厚みがあるので針を上に出して糸を引っ張り、下に出して糸を引っ張りと一針ずつ進めていきましょう。縫いはじめと縫い終わりは丈夫にするために返し縫い(同じところを数針戻って縫う)するといいです。
15.出来ました!
裏
表
16.最後にゴムを通します。ゴム通しにマスクゴムを通したら、マスクに入れていきます。
ゴムの端を縛ります。
このとき仕上がりをきれいにするために反対側のゴムを引っ張って、マスクの中に結び目を隠します。
反対側も同様に通したら完成です
外側のプリーツが下を向いていたら正解です。ウイルス・花粉がマスクのひだに溜まらず、落ちるように下向きになっているのです。
内側にポケットも出来ました。
フィルターを入れることが出来ます。
繰り返し使えて衛生的です。
ひんやり感じる方法やおすすめグッズ
マスクによる熱中症も心配ですよね。こちらも参考にしてください。
フィルターにひと工夫
暑いときは少しフィルターを湿らせてから入れてもいいですし、ミント水を作って吹きかけてから入れてもいいです。ミント水は水とミントのアロマオイルで作れます。
・アロマオイル 約10滴
・無水エタノール 10ml(今は手に入りにくいのでなくても可)
・精製水またはミネラルウォーター 40ml(無水エタノールがなければ50ml)
・スプレーボトル作り方は、無水エタノールにアロマオイルを10滴入れ、よく混ぜた後に精製水を加えるだけ。無水エタノールがなければ、そのまま精製水とアロマオイルを混ぜてください。使うたびによく振って使ってくださいね!
私もこれを使ってます。結構、清涼感があるので苦手な方はオイルの量を減らして調節してみてくださいね。天然成分100パーセントのものを選ぶようにしてください。
作るのが面倒な方は「ハッカ油スプレー」があります。
直接シュッと出来るので便利です!
マスクをしてハッカの飴をなめたり、眠気すっきりガムを噛むと、目にしみたことを思い出しました。ハッカ油は使用は少量にとどめ、目にしみないように注意してくださいね!
アロママスクの作り方
上は直接シュッとする方法を紹介しましたが、もう少しマイルドに楽しみたい方はマスクに香りをつけることも出来ます。
・コットン(ティッシュ)
・ミントのアロマオイル
・マスク
・ジップロック(ビニール袋)
1.コットン(ティッシュ)に数滴、ミントのアロマオイルを染み込ませます。
2.1をマスクと一緒にジップロック(ビニール袋など)に入れて、一晩おきます(8時間くらい)
3.翌朝にはマスクにアロマの香りがうつってさわやかな感じになります。
ミントの香りで、マスクの中の鼻呼吸がしやすくなりますね。
実際にこのマスクをつけて30分ウォーキングしたら快適でした!
あせも防止グッズ
夏のマスクの中で汗をかくと、あせもの原因となります。特にお子さんはあせもが出来やすいので対策することを忘れずに!
ベビーパウダーは私も使ってます。さらさらをキープしてくれる優れものですよ!
日焼け防止グッズ
マスクを取ったらマスク焼けしてた!って嫌じゃないですか?顔の日焼け止め対策もしっかりと行いましょうね!
紫外線吸収剤が入っていないので、お子さんにも安心してお使いいただけます。
消毒で手が荒れたときには
消毒で手が荒れたときは、夏でもべたつかないハンドクリームがおすすめです。こちらは医薬品のヒルドイドと同じ「ヘパリン」を配合した医薬部外品の記事です。
まとめ
この記事では、簡単手作り夏用マスク(大人用・こども用)の作り方と、おすすめ生地やひんやり感じる方法を紹介しました。
- 夏マスクにおすすめの生地はリネンガーゼやアイスコットンなど
- 簡単手作り夏用マスク(大人用・こども用)はエアリズムで作れる
- ひんやり感じるためにミントを利用、あせも・日焼け防止対策も忘れずに!
少しでもマスクが快適になるように、工夫しながら暑い夏を乗り切ってくださいね!マスクの中では湿度が高く、のどの渇きを感じにくいともいわれています。意識的にこまめに水分補給をして、熱中症にならないように気をつけましょうね!
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